のだめカンタービレ 最終楽章 前編

 パリでのお仕事がハードなのでしょうか、千秋先輩がやせてました。心配。
 音楽が楽しかったです。先輩の解説入りの演奏シーン、テレビの時から好きなのですが、マルレでも本領発揮でしたね。へたくそなボレロをシロウトにもへたくそと分かるように演奏するのが難しかったと新聞に書いてあったけど、本当にへたくそで楽しかったわ〜。ドラマのへたくそなベト七も大好き。で、へたくそだった分、チャイコフスキーがよかったです。映画館は音もテレビよりずっといいし迫力あるし、ワクワクしてしまいました。観客の様子が変わるのもよかったし。クラシックコンサートに行きたくなってしまいます。
 お話は、演奏シーンが多い分、単行本にしたら余り進んでなくて、内容的には薄いです。ルイは原作を読んでないと何のために出てきたんだかよく分からないのでは。でも、後編はルイがいないと話が進まないだろうから、前編でも出さざるを得ないのよね。シュトレーゼマンの様子が気になるけど、ただのはったりだったりして…あの人はよくわからん。
 後編は、清良のコンクールもあるし、演奏てんこ盛りで、ストーリーは詰め詰めで、消化不良になりませんように。待ち遠しいけど心配。