『7SEEDS』1〜14巻 田村由美
- 作者: 田村由美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/03/26
- メディア: コミック
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ストーリーは、地球に隕石が落ちてきて、氷河期が始まって、人類は滅亡するかもしれない…ということが分かったことから始まります。政府は選ばれた人間を冷凍保存して、未来に送ることにしました。7人で1チーム。ということで、7つの種、7SEEDSです。で、1チームだけでは不安だから、5チーム作ることにしました。春のチーム、夏のAチーム、夏のBチーム、秋のチーム、冬のチームです。1チームは7人ですが、ガイドが一人つくので合計8人です。5チーム×8人だから40人いるはずですが、全員生き残れるのか、そもそも他のチームと出会えるのか…これから地球はどうなるのか、という話。もちろん、14巻まで進んでいますから(15巻もでてるみたいです。レンタルできるのはもう少し先)、これくらいはネタバレでも何でもないと思うけど、現在、40人なんてとても生き残ってないし、あるチームとチームは出会っております。
それなりにおもしろいんだけど、手元に置きたいほどではないです。地下シェルータの様子とか、精鋭チームが選抜されるまでとかは、既視感があります。萩尾望都、竹宮恵子はじめSFやサバイバル系をそれなりに読んできたからでしょうか。『日本沈没』とか、意外なところで『スケバン刑事』とか。登場人物にもっと感情移入できたらいいんだけど、ナツは典型的少女漫画ヒロインだからやだ。日本人は四季にたいして信仰心というか特別な感情をもっている、という解釈はわかりやすいですね。
7SEEDSということは、7人になるまでお話が続くということなのでしょうか。先は長いですね。
7SEEDS(セブンシーズ) 15 (フラワーコミックスアルファ)
- 作者: 田村由美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/04/10
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