手塚治虫記念館


 本当はもっと遠くに行きたかったけど、阪神名神近郊区間に囲まれているので、ETCの恩恵を受けるためには結構遠くに行かねばなりません。淡路島、中国道…どう考えても激混みルートを通ることになりそうです。ということで珍しく車はパス。安近短にしようと「のびのびパスポート」の使える場所から行き先を選びました。
 阪急宝塚線に乗るなんて滅多にないこと。○子と二人ウキウキしてしまいます。いつも車内では二人して本を読んでいることが多いのですが、今日はおしゃべりしながらのんびり電車旅行を楽しみました。火の鳥のお迎えを受けながら中へ。○子は「のびパス」のおかげで無料、私もコープさんの組合員証のおかげで一割引。
 手塚治虫の年表コーナーで、改めて作品の多さにびっくり。私がちゃんと読んだ作品は『ブラックジャック』『火の鳥』『アドルフに告ぐ』『陽だまりの樹』くらい。アトムもリボンの騎士もアニメでしか知りません。メルモちゃん、トリトンも見たなぁ。
 ○子はアトム以外は全然知らなくてちょっと退屈そう。でも他の親子連れからも「リボンの騎士って何?」「それもしらんのか?」という会話が聞こえてきます。どうやらここは、親が来たくて訪れ、子どもはそれにつきあう…というパターンが多いようです。
 上の階に全作品自由閲覧コーナーがあって、いくらでも立ち読み、座り読みができます。ここは人がいっぱい。手塚治虫を知らずに来た子も、このコーナーに半日いれば手塚治虫好きになることでしょう。
 地下にはアニメ工房があって、アニメーションが作れます。2枚の絵を書くと、係のおねえさんがスキャンしてくれて、パラパラ漫画風にパソコンで再現してくれるもの。GIFアニメならうちでもできるんですけど…と思うけど、○子にしたら自分の描いた絵がパソコンの画面に出てきて動くのが何とも新鮮!一生懸命書いて、できあがったアニメを見つめておりました。このコーナーはさすがに混んでいて(パソコンが14台しかないからね)、整理券を配っていました。
 帰りは宝塚駅へ。電車に乗る前に「小腹が空いた〜」とたこ焼きをぱくぱく。○子はジュース、私は生ビール。電車でお出かけはこれができるのがいいですね〜♪