やはり…
5月5日、午後10時よりNHKで「ザ・ライバル」という番組をやっておりました。新聞によりますと、「創刊50年!少年週刊誌サンデー・マガジンの熱い闘いをドラマ化」だそうで、週刊の少年漫画としてどんな漫画を載せるかをサンデーやマガジンの編集者が考え、漫画家や原作者と一緒に新しい作品を作り上げていったか、というお話でした。両誌の努力と切磋琢磨によって、少年漫画は新しいジャンルや表現技法を獲得していきます。オバケのQ太郎や巨人の星のできるまでが分かっておもしろかったです。
とは言いつつ、「サンデー、マガジンもいいけど、ジャンプでしょ、ジャンプ」とつぶやきながら見ていた私です。発行部数はともかく歴史的には太刀打ちできないのか、手塚治虫や藤子不二雄、ちばてつやに赤塚不二夫の獲得合戦にジャンプにはかすりもしません。
そして話は広がり、「ついにマンガは映画や小説と並ぶ文化の一翼を担う物となりました。海外にもその裾野を広げ…」ということになり、フランスやアメリカで夢中になって日本の漫画を読む青少年が映ります。彼らが読んでいるのは、『犬夜叉』『NARUTO』そして、
「今や、漫画は海外にも認められる文化なったのです」
とかいう、今日の番組総まとめのナレーションとともに大写しになったのは……
『SLAM DUNK』!!
山王戦です。ゴリ、ルカワ、アヤコ、安西先生、沢北が大写しになります。
やっぱりこれが少年漫画の金字塔なのね……偶然見出した番組で、湘北のみなさんにあえて嬉しい私。その人気を確認する私。
スラムダンクが登場して嬉しいけど、「サンデーvsマガジン」の最後がこれでいいのかNHK……