『東京島』桐野夏生

東京島

東京島

 やっと図書館の順番がきました。
 無人島に流れ着いた沢山の男とたった一人の女。生きていくためにどうしたのか……ってとこまでは知ってたけど、なるほどこうなるのね。
 無人島で人は何が食べたくなるのか……最期のごはんとはちょっと違うのです。それをちゃんととらえているのが食いしん坊の私には楽しい。何とかその辺のものを食べて、日々暮らしていけるんだけど、神様が「好きな食材を使って、好きな調理法、好きな温度(これは重要)で食べさせてあげる」と言ってくれたら何を望むのか…考えてしまいますよね。
 私なら、まずはとりあえず冷たーいビールかな。次は…思いついてるけど、ネタバレになるのでこの辺で。