『海街diary2 真昼の月』吉田秋生 続き

海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

 今気づいたんだけど、「真昼の月」に描かれてる月の形ってヘンじゃないですか?
 梅を取ってるときに月が見えて、真昼の月が好きという話をするんだけど、そのあと、「そろそろお昼にしよっかー」ということで、これはお昼時なんだな、ということになります。で、このとき見えてる月が上弦の月
 その数日(たぶん)後に、シャチねえが昼間の月を見つけるのですが、それはたぶん午前中の話。そしてやはり上弦の月
 上弦の月って、夕方見える月で、そのとき弦が上に向いているから「上弦」なんですよね(ほかにも説あり)。ということは、昼間は出てきたばっかりだから、漫画のように、「見上げて見つけられる位置」にはないはず。しかも、昼間は弦は下向きかまっすぐになっているのです。
 だから、もう少し細くて、やや下向きなんじゃないかと。
 しかし、こんな漫画描くときに月の形を調べないわけないから、やっぱりこうなのかな?ごめんね、吉田さん。
 今度ちゃんと観察してみましょう。鎌倉と神戸では違うのかもしれないし。