『大奥』よしながふみ
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/09/29
- メディア: コミック
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- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: コミック
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- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: コミック
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おもしろいですよ〜。ダヴィンチにも載ってたからここまではネタバレするけど、大奥と言っても女が集められてるのではなくて、男が集められているのです。そして、徳川吉宗は女なのだ。だからってゲイの話じゃないですよ。それに、そんな男女逆転の世界でドラマの大奥みたいなドロドロな話を楽しむのでもないのです。どうして男女逆転世界になったのかもちゃんと書かれていて、なかなかおもしろい展開です。
読みおわった後しばらく考えていたのですが、カート・ヴォネガットの『タイタンの妖女』を思い出します。何者かが意志を持って人類を外部操作している感じ。人類というより江戸時代の日本人を、ですが。
学生の時、金魚鉢の金魚を私たちが眺めるように、私らの一生も巨人か宇宙人が夏休みの宿題かなんかで作った「観察セット」の中での営みなのではないか、と時々思ってました。誰かが外から私らを見て面白がってるんとちゃうかーって。その感じが久しぶりによみがえってくる、そんな本です、この『大奥』は。
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/10
- メディア: 文庫
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