四字熟語いろいろ

 大漢和辞典を持っているその友人も、「英華発外」は聞いたことないそうです。で、
「でも、こないだも新しい四字熟語に出会ってん。『しゅんいんしゅうだ』って知ってる?」
「知らーん。聞いたこともないよー。」
「こないだ友だちから来た手紙に書いてあってん「はる、なめくじ、あき、へび」って書くねんで。」
 「春蚓秋蛇」ですね。これは広辞苑にありました。

(春のみみずと秋のへびとの意から)字配りがまずく、字体の細く曲って見苦しいこと。書のつたないたとえ。

 すごいなぁ。冬眠から目覚めたミミズがのたくっているのが見えるようだ……こういう言葉を手紙に書けるって、友人よ、あなたの友人って一体…
 ちなみに、春蚓秋蛇は『漢検漢字辞典』には載っていませんでしたが、代わりに面白いの見つけてしまいました。
春蛙秋蝉(しゅんあしゅうぜん)」。
 まさに本日のこの日記のことでありますな。