たそがれイルカライブ
夏休みもそろそろ終わりですね〜。
昨日は幼稚園ママのお誘いで、夜の水族館に行って来ました。須磨水族園(通称「スマスイ」)は、夏休み中、夜八時まで開いているのです。
午後六時半、一日の最後のイルカライブ(イルカショー)があります。
夏休みにだけあるこの時間のイルカライブ、実はイルカの晩ごはんの時間なのです。そういうわけなので、普段のイルカライブと違って、きれいなショーのおねえさんが登場したり、笛がピッ!となってジャンプが始まったりはしないのです。
飼育員さんが三人出てきて、その中の一人がマイクをつけています。そのマイクで説明をしてくれるのですが、メインは
- イルカに晩ごはんをあげる
- イルカに『今日も一日ご苦労さん』と言う
- イルカが『あ〜今日は楽しかった。明日もがんばろう!』と思えるようにリラックスさせてあげる
なんですよ。どんな風にするかというと、
リラックスさせるためにジャンプや曲芸を好きなようにさせる、晩ごはんをあげる、うれしいからジャンプをする、ほめて、またごはんをあげる、またジャンプする、またごはんをあげる、ジャンプ、ごはん、ジャンプ、ごはん…イルカの気が済むか、ごはんのなくなるまでこれが続くわけです。そして、私たちはそれを見せてもらっているのです。飼育員さんによると、私たちの歓声や拍手もごちそうのうちなんだそうですが。
だから、イルカの気分によってジャンプの回数とかタイミングとか種類が変わるそうです。
リラックスタイムなのに、結構びしばし飛んでくれます。一回転半ジャンプは、ものすごく迫力がありましたよ。
そして、入水のときの水しぶきが半端じゃない!観覧席には、「前四列目までは水しぶきが飛んできます」と注意書きがありまして、ホントにびしょぬれになります。こんな入水、飛び込み競技だったら減点減点大減点だよ。
リラックスさせる時間があるなんて、仕事が終わって「ちょいと一杯」したくなるのは人間だけじゃないんだねー。