ピアノの発表会

 昨日は、娘のピアノの初発表会でした。曲は「ビビディ・パビディ・ブー」。
 リハーサルの時は、ものすご〜くゆっくりしたテンポで弾いて、「あ〜緊張してるよ〜。大丈夫かなあ」と思ったのですが、それでどうやら度胸がついたらしく、本番は見事に弾いてくれました。私の方がドキドキした。
 繰り返して二回弾くパートがあるのですが、一回目は表情なしだったのに、二回目はちゃんと強弱つけて弾いたから、「おー、弾いてる最中によく思い出したじゃん!」と親ばかでニッコリ。どんな顔して楽屋から帰ってくるかと思ったら、悠然と歩いて来ました。んー、この調子で大物になっておくれ!と再び親ばかだ。
 とちらず弾いたのも偉いけど、二部構成、三時間にわたるみんなの演奏を、全部静かに座って聴き通したのも偉かったですよ。
 それにしてもトリ人の演奏は聴き応えがありました。リストの「ため息」。なんとも官能的でうっとり。弾き手は中学二年生。中二でリストをこんなに弾くなんて!とびっくりしていたら、最近学生コンクールで金賞を受賞されたのだそうです。そんな人の演奏まで聴けて、なかなかいい一日でした。
 またピアノを習いたくなりました。この年だから、一曲だけ、一生引き続けられる持ち曲がほしいなぁ…