麻酔にクラクラ…

元気な抜歯後♪

 乳歯の後ろから永久歯が生えてきていた娘、ついに今日小児歯科で前歯を二本抜歯しました。
「歯抜くの〜」と怖がる娘。
「大丈夫よ。すぐにすむから」励ます私。
 しかし、一番怖がっているのは私。苦い記憶があるのです。
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〜〜〜〜〜〜〜あれはン十年前〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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学生だった私は、親不知を抜くことになりました。
まず、麻酔を注射します。
わー、歯茎に針がささった!わー!わー、わー、わー、わー……
…気づいたら、酸素マスクをかけられていました。そう、失神してしまったのです。
酸素吸入しながら、歯医者さんが言います。
「今日は抜くのはやめときましょうか。」
マスクを払いのけながら私。
「抜いてください!」
麻酔の注射を我慢したのに、後に引けるわけないじゃないか。今日やめたら別の日にまた注射しないとだめじゃないか。そんなの絶対いやだからね!
…そして親不知はいなくなりました。
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…幼稚園の時から今まで、とにかく大の注射嫌い。
エジプトで熱射病に倒れ、エジプト人のお医者さんに注射をされることになって、「やだ〜!注射嫌いなんですぅ!」と泣きながら訴え、「おやおや、ねんねちゃんだねぇ…」とあきれられたこともある…

娘は失神もせず、無事に抜歯はすみました。もちろん、麻酔の時、私はよそを向いていました。見たらひっくりかえりそうだったからね。