『グーグーだって猫である 1』大島弓子

グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)

グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)

 手塚治虫文化賞をとったのですよね。それで存在を知りました。
 綿の国星から始まって、大島さんの一連の猫モノはおさえていた(持ってます)のですが、サバの後半あたりからだんだんもういいかな…という気になって、受賞を知っても買う気にならなかったのですが、図書館にあったので予約待ちして読みました。映画公開と同時期で、ちょっと待たされました。
 猫が飼いたくなる〜!サバの時はかなり理屈っぽい展開だったのですが、今度は猫ラヴ全開です。『くるねこ』みたい。でも、「二度目の猫」なんか大島さんらしくてよいわあ。
 それにしても、チビ猫は白いフリル付きエプロンして、サバはふんわりしたスモック着て、二人とも二本足で歩いてて、そういう「猫がマンガになってる」のが好きだったのですが、グーグーやビーはあくまで猫なのね。何も着てなくて四つ足で歩いてます。ネコとの距離や接し方が変化したのかなぁ…