『自虐の詩(上)・(下)』業田良家

自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)

自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)

自虐の詩 (下) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)

自虐の詩 (下) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)

 阿部寛さん主演で映画化するというので、読んでみようと買っていました。阿部寛さん、結婚されるのですね。しかもずいぶん年下の人と。「結婚しない男」かと思ってたのに…ちょっとつまらん。
 この本は、最初は絵も汚いし、ちゃぶ台ひっくり返してばっかりだし…とぼちぼちしか読めなかったのですが、上巻の終わりからスピードアップ、下巻はノンストップで読んでしまいました。しかも、泣きながら。
 内容は書かずにおきましょう。これは読まないともったいないよー。
 中学校と通学路の雰囲気が、私の通っていた中学と似てるので(セーラー服だったし)、余計に自虐ワールドに入り込めたのかも。
 解説は、上巻が内田春菊、下巻は小林よしのり。お二人とも業田さんのストーリー作りをほめておられたので、もう少し読んでみようと思います。
 映画も観たいなぁ。阿部寛さんだし。