『さぶ』山本周五郎

さぶ (新潮文庫)

さぶ (新潮文庫)

 はまぞうを見てびっくり!新潮文庫の『さぶ』の表紙ってこんなのになったのね…なんか誤解されないかしら。私の持っているのはもっと渋いよ。
 『となりまち戦争』の次にこれを読むというセンスがわからん…とか言わないでね。入院した人に持っていく本を家捜ししたのですが、最近はもっぱら図書館で借りてる上に、最近買った文庫本はことごとく図書館に寄贈してしまったから、あんまりテキトーなのがなくて、これを引っ張り出してきたわけです。で、「これは病人に読ませて大丈夫だったかな…」と思ったのと、もう一回感動したくなったので、ざざっと一気読み。
 病人向けじゃないわけではないけれど、やはり青春時代のお話なんて今は読みたくないだろうして、結局、別の山本周五郎を持っていきました。
彦左衛門外記 (新潮文庫)

彦左衛門外記 (新潮文庫)

 話していたら藤沢周平を読んだことがないんだって。早速、次回からは藤沢周平にしましょう。まずは平四郎あたりから。