『打ちのめされるようなすごい本』米原万里

打ちのめされるようなすごい本

打ちのめされるようなすごい本

 装丁がむちゃくちゃかっこいいです。クリーム色の紙が、手触りよくてすごくきれい。活字っぽいフォントと、金色の押し型(専門的にはなんて言うのかな?金箔で型をつけてる、て感じです。それが本の形になっているのね)が、シンプルなのにどっしりしていて、本の厚みとよくあっているのです。一目惚れしていそいそ借りてきました。それが5月頃かな。ついに返却期限が来たので返さねばなりません。まだ全部読んでないのに…読むまで借り続けたいけど、他の人にも読んでもらわなくちゃ、ということで断腸の思いで明日返却します。
 米原さんの10年分の書評がぎゅうっと詰まっていて、それを読むと、書評されている本を片っ端から読みたくなってしまいます。メモ取りながら読んでました。『13階段』もその中の一冊です(でなきゃこんなおどろおどろしい表紙の本なかなか手が出ませんよ)。
 メモした本達を読み終わったらまた借りに来るからね。それまで待っててね(ちょっと『もりのなか』みたいですね)。
もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)

もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)

 装丁された方は大久保明子さんというのですね。他にどんな本をされているのかなぁ…