『蝉時雨のやむ頃 海街diary1』吉田秋生
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: コミック
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で、期待に違わずよかったです。
三姉妹の話なのですが(後で四姉妹)、うちもそうなので、一番上、真ん中、末っ子の性格付けや表情がほんとうまくできてるなぁ、と感心することしきり。特に一番上のお姉ちゃんの「始終ピリピリ、外面・社会性よし」というのに爆笑!(場面的には笑うとこちゃいますけど…)
それと、(ネタバレします)藤井朋章が出てきます!高校生で、『Lover's Kiss』の時より若そうだから、高校1年生?そういえば、次女の佳乃ちゃんは理佳子に似てるし、表情やキスの仕方から見て、どうもこの朋章は同一人物っぽいです。こんな遊び心がいいなぁ。朋章の元カノなんだねー、佳乃ちゃんは(理佳子目線)。
画は、線が柔らかくなった気がします。お話に合わせて描き分けるのでしょうか。文体のように。人物の顔の描写なんぞは、とがっていたあごが丸く短くなり、可愛らしくなった感じ。それから、風景描写を見ていると、鎌倉に行ってみたくなりました。