『ダーリンは外国人』『ダーリンは外国人2』『ダーリンの頭ン中』 小栗左多里

 よく広告を見るし、読んでみたいけど、買うほどでも…と蔵書検索したら図書館にありました。すごいぞ神戸市。
 早速三冊まとめて予約しておいたところ、「ご予約の本が来ましたよ〜」と電話がかかってきました。
図書館の人「ご予約の本が用意できています。『ダーリンは外国人』です。」
私「(えっ??)あの〜、まだ1巻目を読んでいないのですが」
図書館の人「話つながっていませんから。大丈夫ですよ。一週間以内に取りに来てくださいね。」
ええーっ!
なんで、第2巻から読まないといけないの〜?
 つながってるかどうかは私が判断しますよ。たとえ短編集だって、読む順序があるでしょう?
 たとえば、『有閑倶楽部』だって、読み切り話の集まりと言えばそうだけど、ランダムに読んでも楽しめるけど、第1巻から読んで、徐々に彼らも内容もパワーアップして、以前のお話の人たちが再登場したりするのを理解すればもっともっと味わい深くなるでしょう?
 初めて読む本は(しかも予約してまで読みたいのですから)、第1巻から読みたいに決まっているではありませんか!
 図書館の人が、そんな基本的なことを理解してくれないことがショックでした。
 で、内容ですが、
 借りて読んでよかったです。