懐メロって…

 さっきまでNHKの懐メロ番組をつけていました。
 懐メロって見たい番組じゃなかったのですが…
 学生時代、卒業旅行と言うほどじゃないけど、有馬温泉に一泊旅行。そのとき、誰かが持ってきた歌集に載っていた懐メロの歌詞を見ながら。先生方が歌う、歌う〜♪
 何人かの学生も一緒に歌っていました。「うちの親も懐メロ番組好きで、一緒に見てるうちに覚えたのよね〜」ってノリで、青い山脈とか、おとみさんとか、私はよく知らないのでふーん、と聴き役だったのですが…(対抗して学生たちが歌ったのが「マイレボリューション」だというもの今は懐かしい…)
 さっきの懐メロ番組、俊ちゃんがでてた!CCBもでてた!
 思わず、一緒に熱唱してしまいました…別にファンでもなかったのですが、
 「懐かしい」んだもん。
 娘が「お母さん、このおじさんたち知ってるの?」とあきれ顔で見てました…
 そう、あきれられても、古くさい歌だと思われても、懐かしいあの頃に流れていた曲ですもの、思わず口ずさんでしまうよ…ちょっと髪の薄い俊ちゃんや二重あごの赤い髪の笠さんと一緒に…
 歌は時代を超えるとか、懐かしい歌があるとか、分かってくる年齢になったんだ…

 で、「戦争を知らない子供たち」「赤とんぼ」「岬めぐり」とフォークギターの美しさを再認識しました。「戦争を知らない子供たち」のとき、少しずつバックオーケストラの音が小さくなっていったのですが、「これ(やかましいストリングス)は余計な演出だった」とNHKの音声さんが気づいてくれた上での粋な計らいだったとしたら嬉しい。