朝顔咲いた
一年生の観察日記の定番、朝顔を、夏休み前に学校から家にもって帰ってきました。
毎朝、その日に咲いた花の数を数え、水やりに余念がありません。
「おかーさん。今日は五個咲いたで〜♪」
「よかったねー。早く観察日記に書いとき」
と返事をして、おりょ?と思ったこと。
朝顔の花って一個、二個なの?
花を数える数詞って…一輪、二輪かな。一輪挿しってあるもんね。
そしたら「おかーさん。今日は五輪咲いたで〜♪」が正しい数え方なのでしょうか。
ということで、ちょっと調べてみました。今日は『日本語大辞典』(講談社)で。巻末に「数え方と助数詞」というコーナーがあります。「花」の助数詞は…「輪」と「本」でした。そういえば、百万本の薔薇の花がうんちゃらかんちゃらという歌がありましたね。
ということで、朝顔も「○輪」と数えてよいようです。一輪、二輪、三輪…
「○個」、「○つ」ですませてしまいがちですが、日本語ならではの助数詞、ちょっと使ってみようではありませんか。
明日から我が家の朝顔は「輪」で数えましょう。朝顔さんたら、いやに出世したように感じるから不思議ですね。