お悔やみ

 夕刊で知ったのですが、寿岳章子先生が亡くなりました。心からお悔やみ申し上げます。
 先生の文章は細やかではんなりとやさしくて大好きでした。どんなにおしとやかな先生なんだろう…と思っていたら、なんと豪快にお笑いになる方で、芯のあるしっかりした口調でお話になる方で、さすが、女性研究者の草分け、なのでした。
 『日本人の名前』『日本語と女』『日本の文章資料』など国語学関係の本から『京都 町なかの暮らし』『過ぎたれど去らぬ日々−わが少女期の日記』『一人で暮らすということ』など、京都と平和に関するエッセイまで、大切に大切にこれからも繰り返し読みますね。