1『「言語技術」が日本のサッカーを変える』田嶋幸三

「言語技術」が日本のサッカーを変える (光文社新書)

「言語技術」が日本のサッカーを変える (光文社新書)

 日本代表を育成するためのジュニアサッカーの合宿所で、三森ゆりか氏が言語技術の授業をしている、ということで読んでみました。日本と諸外国のサッカーがいかに違うか、サッカー選手はエリートでないといけないか、というのはよく分かったけど、言語技術を取り入れて日本のサッカーがどう変わったかまでは分かりませんでした。というか、まだ成果が見えた!というところまで行っていないのでしょうね。
 サッカーに限らず、どんなスポーツでも「今のプレーはどういうつもりだったのか」が説明できるプレーをすることが大切、というのはわかる。大ふり読んでても、田島や阿部はじめ、みんなよく考えてるもんねえ。