『真夜中のパン屋さん〜午前0時のレシピ』大沼紀子

真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫)

真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫)

 新幹線に乗る直前に大急ぎで買いました。
 住宅街にある、午後23時から午後29時まで営業のイケメン2人でやってるパン屋さん、パン職人はイケメンの上に天才的なパン作りができる……となると、やはり、どうしても『西洋骨董洋菓子店(アンティーク)』とかぶってしまう……。パンの描写も美味しそうだけど、よしながさんの描くスイーツにはかなわなくて…つらいなぁ。
 登場人物はみんな訳ありで、でもパンがそんな人たちの心をほぐしていく…のはいいけど、何で真夜中に開いてないといけないのかいまいち分からん。「真夜中」の設定は生きてない、というか途中で忘れたんじゃない?登場人物の設定に入れ込みすぎて。
 私がパンをそんなに好きじゃないからそう思うのかもしれない…。いやいや、ケーキだってそんなに好きじゃないけど、『西洋骨董洋菓子店』は大好きですよ(特に三巻までは)。
西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス)

西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス)