『利休と秀吉』邦光史郎

利休と秀吉 (集英社文庫)

利休と秀吉 (集英社文庫)

『秀吉と利休』を読んだことを書いたときに、この本があることを知りまして、図書館で予約して借りてきました。
 2010年12月に改訂新版が出ていて、これはもう、「江」効果ですね。文庫本なので後ろに作品紹介がありますが、

…やがて茶々を自らの側室に、お江を政略結婚の道具にしながら、豊臣政権の永続に心を砕く。…

って書いてある!江なんて、数行しか出てないって。しかも一回目の結婚のことしか書かれてない……
 まあ、他にもいろいろありまして、『秀吉と利休』は一度は読みたい本、と推しますがこちらは……暇なときでも別なのがいいかも。