『ガール・ミーツ・ガール』誉田哲也

ガール・ミーツ・ガール

ガール・ミーツ・ガール

 バンド話づいています。今度は、タイトル通り、女の子が女の子とバンドを作る話。
 登場人物目線で話を進める、という技法を使い始めた時期なのでしょうか、視線がゆれゆれと揺れてます。最後にはついに第三者目線描写も出てくるし、途中で登場人物は忘れられるし、もっとかっこいい話になるのかと思ったら、へんなパロディ話になっているし、本気で書き込んでいる作品の片手間に連載してたのかな?ってノリでした。
 そしたら、なんかこれはシリーズものの第二作だったらしい。第一作を読んでいたらもう少し楽しめたわけです。
 そして、「ケータイ文庫」に連載されていたそうです。やっぱりねぇ……といったら怒る?