『エイジ』重松清

エイジ (新潮文庫)

エイジ (新潮文庫)

 久しぶりに「上から重松さんが見てる」ではない重松さんを読みました。朝日新聞で連載されてたそうですが、なんで知らなかったのか…
 もう有名だからいいですよね。ニュータウンで起こる連続通り魔事件の犯人がなんとクラスメートだった!そのときクラスメートは…というお話。
 私も中2のとき、複数のクラスメートが傷害事件とかに絡んでて、新聞に載ったり、取り調べがあったり、なんかワヤワヤになりました。担任は入院してしまうし。しかし、エイジやツカちゃんみたいにはならなかったなぁ……ことの顛末があんまりはっきり分からなくて、なにかその筋のグループの子らは大変そうやなぁ…と思ってみていました。こんなにいろいろ考えて自分を追い詰めて、そして突き抜けるエイジは偉い。