『寡黙な死骸 みだらな弔い』小川洋子

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)

 短編連作集。どのお話も静かな死体がでてきます。なかなかグロテスクなお話もあって、電車の中で読んでいて貧血を起こしそうになりました。すごい不気味なシーンや部分を描写しているんだけど、書き方がきれいなのでついつい引き込まれて読んでしまって、気づいたら気分が悪くなっているという、とんでもない状況でした。やれやれ。