『エイジハラスメント』内館牧子
- 作者: 内館牧子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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タイトルそのまんまの話です。日本ほど女性が年齢で判定される国はないそうです。登場人物が考え、動いていると言うよりも、彼女・彼らを通して、内舘さんが日頃から思ってることが蕩々と論ぜられてる感じです。動いてるときはいいんだけど、しゃべり出すと説教くさいよ。
セリフのあと、視点が変わっていることが多くて、これは誰が言ったんだ、誰が考えてるんだ、と何度かオロオロしました。この、コロコロと話者や目線が変わるのは、ドラマ的な感じがします。誰かがものを言ったあと、アップになる人が変わるというか、カメラが切り替わる感じです。脚本的なのかな。