『深夜食堂』1〜4 安倍夜郎
- 作者: 安倍夜郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: コミック
- 購入: 33人 クリック: 1,892回
- この商品を含むブログ (294件) を見る
マスターが一人でやってる食堂で、ちょっとはメニューがあるのだけど、あとはその日ある食材で、お客さんの注文に応じて何でも作ります、という食堂です。赤いウインナーのタコさんとか、固ゆで卵7つとか、山盛りのオニオンリングとか。
で、そんな「こだわり・マイ・メニュー」をアテに呑んでるお客さんにまつわる、それぞれの「いっぱいのかけそば」のような話が、一話完結で続きます。故郷、幼なじみ、青春がキーワードですね。昨今はやりの「昭和」も入れたかったらどうぞ。
なんかものすごく評判がいいらしいんだけど、いまいちでした。
毎回出てくる「こだわり・マイ・メニュー」、ちくわにキュウリ入れたの、ソースでびしょびしょの串カツの一晩おいたやつ、ウナギのたれどんぶり、おにぎり、三色ふりかけ、鍋焼きうどん、魚肉ソーセージなどなど…が好きで、「おおっ!ど真ん中来たよ!」と思える人にはたまらない漫画なんでしょう。が、私には残念ながら響いてこなかったのです…なんか東京の人が「B級グルメ」だともてはやす系のものが多い気がします。
じゃあなんだったらいいの?たこ焼きかよ?というとそうじゃないけど。メニューにはないのに、注文してまで食べたいアテがないのかもしれない。
だいたい、飲みに行ってまで、なにが嬉しゅうて自分で献立考えなきゃいけないのさ。