『ゲームの名は誘拐』東野圭吾

ゲームの名は誘拐

ゲームの名は誘拐

 ちょっと京都まで行く用事があったので、急いで図書館で借りました。こういうときはやはり東野さんにしておけば間違いないと選んで正解。ずんずん読めました〜。東野さんが並んでいる図書館を見つけたのも収穫じゃ。
 これは何かある…って読んでいて絶対思います。大どんでん返しを楽しみに読めるっていいなぁ。でも、ただの「お楽しみ小説」で片付けたらもったいないようないろんなことが盛り込まれています。
 マスクの話が意味深です。結局「おれ」はマスクでうまく世渡りして勝ち組になったつもりだったけど、人のマスクが見えてなかったのね。
 これって映画になっていますね「g@me」という。仲間由紀恵さんが樹理の役だけど、あのトリックは使ったのかしらん?不思議だ…
 それから、2003年発行の初版第5刷で読んだのですが、「ケイタイ」って書いてある。最近の版では「ケータイ」になってるのかな?文庫とかでは。