ボタニカル・ライフ

ボタニカル・ライフ?植物生活 (新潮文庫)
 パラパラとめくっていたら、アボガドの種を植える話があって、それを面白く立ち読みしまして、それでは全部読もうと借りてきました。
 いとうさんがだれに頼まれるでもなくホームページに書き続けられていたものが、サイト・マガジンの連載になり、本になり、講談社エッセイ賞を受賞…という経緯で、単行本版に受賞後の連載が加えられて文庫版になったそうです。いいなぁ……

 ところで、アボガドの種、私も植えたことがあります。やっぱり、サラダにしようと台所でアボガドを切っているときに「この種、植えてみようか…」と思いまして(アボガドを切ったことがある人なら必ず一度は思うはず)。
 例によってグラスにハイドロコーンを入れ、ハイドロカルチャー仕立てにしたのですが、見事!けっこうすぐに芽が出ました。その後、せいこうさんと同じく、つまようじで串刺しにして水に半分つけると発芽しやすいとも聞いたのですが…でも、アボガドの種の発芽にはハイドロがおすすめですよ。見た目もずっとステキだし。その後、二十センチぐらいまで大きくなって、さすがにグラスはキツイかなぁ…と植木鉢に植え替えたら枯れてしまいました。冬に植え替えたのがいけなかったかなぁ。

 読み終わって、鉢植えをいろいろ買い込みたくなりました。特に、アマリリスとレモンポトスとニチニチ草と芍薬と…その前に庭の草抜きしなくちゃ…