小児歯科に行きました

 インフルエンザを乗り越えた娘にまた災難が…
 乳歯がまだ抜けないのに、後ろから永久歯がでてきてしまった。ママ友に教えてもらって小児歯科へ…
 
 小児歯科って、文字通り子ども向けの歯医者さんなのです。
 イメージとしては、待合室にビデオが流れてたり、壁にアンパンマンやキティちゃんが貼ってあったり、プーさんのぬいぐるみが座ってたりする…
 
 そんな託児所っぽいところを想像していたのですが、全然違いました。
 その小児歯科は、「子どもが怖がらずに歯を治せるように、予防ができるように」「親が安心できるように」いろいろ工夫をしていたのです。
 治療はイスでなく、ベットみたいに横になって受けます。
 先生が、これから使う道具を説明してくれます。
 例えば、「口をずっと開けてるとツバがたまるよね。これはそれを吸い取る掃除機みたいな道具です。ほら」と目の前でスイッチを入れてくれます。で、子どもの指などを吸って見せてくれる。「ね、痛くないでしょ」。次に「ほっぺにしても痛くないよ。ほら」と、ほっぺ、唇、ベロとあちこちその道具で吸って見せるんです。そうすると、口の中に入れるのも抵抗がなくなるわけですね。
 いきなり機械を口に入れられて、「ガーッ」と吸引が始まると、「もしかして、お腹の中身が出てきちゃうんじゃないかしらん」っと心配になりますよね(ならない?私は恐がりだからなった…)。説明してもらったあと、娘は素直に口を開け、大人しく治療を受けていました。
 「歯医者さんに行こう」というと、目にいっぱい涙をためて「いやー」「こわいー」と抵抗したのですが、来週は問題なく行けそう。
 
 そもそも、歯医者が「いやー」だなんて、だれが教えたわけでないのに何で言うのか?
 そう、のはらしんのすけも磯野カツオも、いかにして歯医者に行かずにすませるか、大人と知恵比べをしていたのでした。
 でも結局、歯医者に行く羽目になって、
 ギリギリギリ〜!!ギャーッ!シクシク…
 でお話がおわるのよね。イメージ刷り込まれたのね。ピーマンと同じ…