お仕事体験

 というか、○子の学校にいろいろな職業の人が来てくれてインタビューが出来るのだそうです。美容師、銀行員、保育士、消防士、警察官、学芸員、清掃局員……なんか手堅い仕事の人が多いです。地元にあるのだから、魚屋さんや八百屋さん、プロサッカー選手、大学の先生にデパートの店員さんとかも呼べたらいいのにね。男の子のあこがれの職業、バスの運転手さんや車掌さんも。

『吉村昭の平家物語』吉村昭

吉村昭の平家物語 (シリーズ・古典3)

吉村昭の平家物語 (シリーズ・古典3)

 三国志ブームが一段落したので、今は、世の中の平清盛ブーム(?とりあえず?視聴率はやたら話題になりますね)に乗っかって、こんなのを読んでおります。『保元物語』『平治物語』は原文にトライしてるのですが、もう平家は現代語訳で許して下さい。電車で読めるし。吉村さんの文体好きだし。でもその文体のせいか、わざとなのか、「訳ですよ」って感じでたんたんとしていて、ちょっと教科書ガイドを読んでる気がしないでもない……けど分かりやすいのでとにかく読むのだ。

グリムス危うし!

 ソーシャルネットのおかげですっかりブログを書かなくなっております。まずい…100字そこそこつぶやいて満足してたらどんどん書くのがおっくうになってしまう…
 相変わらずな毎日です。行き帰りの電車で本を読んで、職場では、ガンガン上がる「日本人の常識」のハードル(今は『平治物語絵巻』ね)を向こうずねを打ちつつもぴょんぴょこ飛び越して、それでもなるべく残業せずに「おっつかれさま〜♪」と席を立ち、晩ご飯作りながらお弁当のおかずも作って、わーわーとJUMPのアルバムを鑑賞して……
で、今読んでいるのはこれ。

やっと、春になってきた…

 朝、顔を洗っていて、「あー、水が冷たくなくなってきたなぁ」と思った瞬間、「むすびし水」という言葉が頭の中に。
「なんやっけ、ああ、そうそう『袖ひちて』やわ、『袖ひちて むすびし水の……』何やったっけ?えーと……」ととっさに思ったもののすっかり忘れておりまして、再び思い出したのは職場に向かって歩いてるとき。「えーと、えーと…『袖ひちて むすびし水を 見てしより…』違う違う」などイライラ歩いておりまして、職場に着くなり『国歌大観』を開きます。索引からつらつら調べるに……おお、ありました!これだったのか…と思ったら、
「何してるの?」とボスがこっちに。
「あ、あの『袖ひちて むすびし水の』続きを知りたくて…」
「ああ、『袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つ今日の 風やとくらん』ね。」
「ああ!まさにそれ!それですそれ!ボス、すごーい!」
にっこりとボスは行ってしまいました。さすが、そんなにすらすら詠まれたら立つ瀬なくなるわ…いつかはあんなになれるのかしらん。ああ……
とりあえず、今日はこの和歌を覚えて寝ることにします。でも、この和歌をそらんじられるって、もしかして日本人の常識なのでしょうか?がんばらねば。

20『三国志(六)』陳舜臣

秘本三国志 (5) (文春文庫 (150‐10))

秘本三国志 (5) (文春文庫 (150‐10))

ついに読み終わりました。図書館の司書さんが言うには、
「日本語やったらやっぱりファンは吉川さんを読んでいますよ」
ということで、次はこちらに挑戦するのだ。