3『センセイの鞄』川上弘美

センセイの鞄

センセイの鞄

 この本の本当の主人公はミツルさんのお店ではなかろうか。帰りの電車で読んでいて、どうにも熱燗が飲みたくなってしまいました。夏に読んだなら冷や奴が食べたくなるに違いない。

6『君に届け15』椎名軽穂

君に届け 15 (マーガレットコミックス)

君に届け 15 (マーガレットコミックス)

 「龍がいい〜」と○子は目がハートになっております。しかし、人気が出てきてしまって、とにかくとりあえず引き延ばしているようで何だかなぁ…とお母さんは冷めております。どこまで続くのかな。卒業までかな。六〇巻ぐらいになったりして…

7『ちはやふる15』末次由紀

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

 こっちは続きが楽しみな漫画。どうしてどの話も怪我がつきものなんだ…と思ったけど、こういう使い方もあるのね。やっと再会して、でももう八十三首まできてしまった…あと十七首のペース配分どうするのでしょう。人ごとながら心配になってしまう。

8『おおきく振りかぶって18』末次由紀

おおきく振りかぶって(18) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(18) (アフタヌーンKC)

 他の学校の試合までこんなに書くとは、スラムダンクみたい。でもいまいち人物が見分けられない…そして他校の登場人物にはさっぱり感情移入できない…だからこれも買い続けるかどうか悩んでいるところ。

9『聞く力』阿川佐和子

聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

 聞く力をどう発揮するか、今までの対談やインタビューを例に話が進みます。それが面白くてぐんぐん読んでしまいました。ショーケンのお遍路さんの話面白かったなぁ…とか話せるんだけど、で、聞くために必要なのは何だったっけ?となっております。私、「読む力」がないのかしら。でもそういう楽しみ方をしたらいい本なんだと思います。